沖縄・西原の素敵なカフェ、cafe ioncaさんで「冬至」をテーマにお話会をします。お近くのかた、どうぞいらしてください。
ほっとするスペースなんです、イオンカさんは。マクロビのごはんやお茶は、じんわりからだにしみます。時々、お店のみんなが、それっ、とフラを踊るのですけども、その時間がまたいいんですよね。。なんというか、あの小学校時代の「自習」のときのような、のんびり自由に好きなことしてていいよ時間がそこに。
〜以下、お店のご案内より〜
★★★ 白井明大さん お話会 ★★★
沖縄と東京を行ったり来たりな詩人 白井明大 さんに「冬至」をテーマにお話会をして頂きます。師走、師もバタバタ走りまわるる12月ですが、ゆったりな時空をご一緒しませんか?明大さんの詩、ご存知ですか?ちょこっと味わってみて下さい。こんな時間を、皆で輪になって、呼吸しながら、明大さんとご一緒したいと思います。
日時:12/14(日) 15:00−17:00
参加費:1500縁 ( イオンカ冬のスイーツ、お茶付き)
お申込/お問合せ:love☆cafe-ionca.com(☆を@に代えてお送りください)
秋の夜長の神保町で『キャンドルナイトポエトリー』を催します。
無垢の木の家具に囲まれた空間で、
そこここに天然素材の和ろうそくを灯しながら
詩の声と自然の音色に耳をすます夜。
場所:平安工房(神保町)
東京都千代田区神田神保町1-46
03-3259-0070
http://www.heian-kobo.co.jp/
日時:11月2日 19:00開場/19:30開演
灯:大與
入場料:1500円
*毎年恒例の平安工房のイベント「スキマイチ」のプログラムとして
春にできあがった本『暮らしのならわし十二か月』、『季節を知らせる花』や詩集『歌』をテーマに、9月に各地でイベントがあります。
ぜひいらしてください。
沖縄生まれの詩人 山之口貘さんが今年生誕111年を迎えました。
貘さんの詩を感じ、味わい、楽しむ展覧会を開催します。
どうぞお越しください。
山之口貘生誕111年記念
『貘展』
拙詩「(かたばみ)」が、季刊誌『星座─歌とことば』2014年夕月号(かまくら春秋社)に掲載されました。
ぜひご覧ください。
昨秋、童謡「どっちかな?」を、KOHAKUさんのお誘いで作詩しました(作曲は鶴見幸代さんです)。
そのKOHAKUさんの沖縄公演が、8月1日に宜野座の保育園やがらまんホールで、そして8月3日に、2014国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわのプログラムの一つとして、沖縄県立美術館で行なわれます。
白井も「どっちかな?」や新作「うみをわたって」のリーディングなどでゲスト出演します。(「どっちかな?」は娘といっしょにつくったので、娘のうたと一緒にリーディングします)
日にちが近づいてきたので、あらためて告知です。
7月19日(土)17時〜 山之口貘さんゆかりの練馬にある南田中図書館さんで、貘さんの詩を中心に、音楽家の津田貴司さんとリーディングライブをします。
ぜひいらしてください。
先日のevam evaさんでの季節のお話会の様子を、evam evaさんのサイトのdiaryで紹介してくださっています。よかったらご覧ください。
また、7月末まで、evam eva 自由が丘店さんと横浜店さんで、拙著『季節を知らせる花』や『暮らしのならわし十二か月』、そして詩集『島ぬ恋』、『白井明大 小詩集』などを扱っていただいています。お近くにお住まいのかた、ぜひお立ち寄りください。
「季刊サルビア」vol.33に、連載エッセイ「沖縄すたこら日記」第12回を寄稿しました。
沖縄に移り住んで、早三年になります。その間の思いをしたためました。
鳥の名前、季節のかわりめの風、ゆっくりと流れる島の時間。
6.21(土)/22(日) お話会 evam eva(自由が丘店/横浜店)
6.23(月) 『季節を知らせる花』刊行記念朗読会 6次元(荻窪)
花が咲いたとき、その花が咲く季節が訪れたことを知るような、花がそのまま季節であるような、そんな感じがします。
古今の詩歌や逸話、物語などを引用しつつ、そうした花について書いたものが一冊にまとまりました。
貞久秀紀さんの菫や薄の詩、久谷雉さんや竹内敏喜さんらの現代詩を引用しつつ、それについてわずかながらも書けたのは幸せなことでした。
飯田有子さんの薔薇の短歌や、前田康子さんの紫陽花の短歌なども。
つい万葉集に傾きがちになってしまうのですが(七十二候の本などとくに)、今回の本では、もうすこし新しい時代のものも、と。
和泉式部の歌に惹かれたり、虚子の句を初めて好きになったり、阿波野青畝と明石海人の萩を詠んだ作を比べ、どう捉えてよいのか思案に暮れたり、初学浅学ながら、子規の鶏頭の句について思うところを述べたり、しています。
木版画家の沙羅さんが、ほんとうに素晴らしい挿画を手がけてくださって、沙羅さんの版画集のような、花々がページにちりばめられた一冊になりました。
装丁は、今回もeaの辻祥江さん。紙の風合いが心地よく、ぜひ実物を手にとってほしいです。
詩のことを書きたかった、その思いを周りに通してもらいながら、ずいぶん待ってもらいながら、やっとできあがりました。
『現代詩手帖』6月号に、現代詩をうたうグループ DiVaの新アルバム『うたがうまれる』のレビューを寄せています。
DiVaの音楽は、のびやかで、温かくて、そして自由な風がびゅうびゅう吹く感じがします。幸せってなんだろう。みんながハッピーになれますように、とうたっている感じがします。
故まど・みちおさんへの追悼文を、『現代詩手帖』5月号に寄稿しました。
大橋政人さんはじめ、佐々木幹郎さん、平田俊子さん、池井昌樹さんが追悼文を送っていらっしゃいます。そのひとつ、ひとつを読んでいて、とくに大橋さんの文章を読んでいて、まどさんが亡くなられたことが実感となって、悲しさが湧きました。
追悼はつらいです。
そのときに、言葉を出すという、沈黙ではなく、それは、言葉を書くことを生業とする身にとってそれが仕事ではあるにせよ、沈黙に価うものであるかどうか、ここにこうして書くことすら、ですがやはり、まどさんを思ってほしいです。そのほんの些細な契機にでもなるのなら、ここに書きます。
けれど、もっともそうするのがふさわしい、まどさんへの追悼は、まどさんの詩集を開くことです。
同号は「詩と、こどもと──未来の詩人たちへ」を特集とし、谷川俊太郎さんがインタビューのなかで自作の絵本のこと、そして、まどさんのことを語っています。また粟津則雄さんの講演、創作童話、エッセイなども。
そこに「父から子へ──未来を託すために」というアンソロジーがあり、拙詩「むこうの耳」(『歌』所収)を選んでいただいています。
新刊ができます!
『暮らしのならわし十二か月』というタイトルです。
文・白井明大 絵・有賀一広 装丁・辻祥江
という『日本の七十二候を楽しむ -旧暦のある暮らし-』と
同じメンバーで本づくりをすることできました。
また、伝統文化監修として、長田なお先生にお力添えをいただき、
さまざまなお話をうかがうことができて、たくさんのことを教わりました。
今回は、飛鳥新社さんから本を出していただけることになりました。
(内輪な話で恐縮ですが、学生時代からの友人が担当編集をしてくれました。長いつきあいなのですが、こうして一冊の本をともにつくるのは、初めてのことでした。企画から、最後の最後の詰めの作業まで、ひざつきあわせて本づくりしました。大変な作業だったので、感謝です)
じぶんにとっては、自然と暦の次には、人の世界での、暮らしの営みのことを書きたい、と思っていました。というのも、いま、どうして私たちはこうやって暮らしているのか、その来し方を訪ねたい、ということが気持ちにあったからです。
正月、七草、小正月、寒、節分、立春、事始め、初午……というふうに新年から数え上げてもたくさんの行事やならわしがあります。
じゃあ、それって、いつから始まったの? どうしてこんなことするの? と疑問に思っても、答えは歴史の彼方、です。そんな疑問を携えながら、柳田國男や宮本常一の本を読みはじめたのが、この本の端緒になりました。
古代の自然観や宗教観、ひっくるめて言えば、世界観とも言えるものが、ならわしの源流にはあるんだと思います。その源流にすこしでもふれて、古い古い時代の世界観が、いまもじぶんの魂の底に、もしかしたら関わりあっているのかもしれない、と感じることは、じぶんの心を慰撫したり、じぶんの内側にあって灯台下暗しでよくわからない言葉にならない感覚に、ちょっとだけ光をあてたりすることになるんじゃないかな、とも思います。
羽衣伝説と七夕の関係など、調べていくうちに、そうだったのかと思わされるストーリーが、ならわしの背景にはたくさんたくさんありました。そのすべてを知ることは、いまもってむずかしく、謎に包まれたままのことはもっとたくさんたくさんあります。
たとえば、大昔には満月の日にお正月をしていたらしい(旧暦では、新月が一日のはずですが、さらに昔には、満月の日がはじまりの日だったみたいです)とか。日が沈んだら明日になる、とか。そんな日や時の数え方さえ、いまとずいぶん違っていて、じゃあ、その名残りが小正月なのかな、と思ったり。大晦日の夜から、正月料理をいただく地方があるけども、それはもう元日だからってことなのかな、と想像したり。
ルーツを知ることは、意外なほど、大事な気がしています。
お近くの書店さんでお見かけになったら、どうぞお手にとってご覧ください。
『暮らしのならわし十二か月』
文・白井明大 絵・有賀一広 伝統文化監修・長田なお
飛鳥新社 1,700円 4月9日発売
スティルライフさんのライブで、詩のリーディングをさせていただけることになりました。
日がのびて、あたたかくなってくる、春分のころ。
静かに音楽や詩に耳をかたむけるひとときを、ぜひご一緒に。
尚、この日は、nozomiさんの新作展示も合わせてご覧頂けます。
印象的な春の始まりの日にしてみませんか?
『彼方の岸辺に』サウンドパフォーマンス+詩の朗読 with 白井明大
◎開催日時:2014年3月22(土曜)
◎出演:stilllife /白井明大
◎受付:18:30/開演:19:00
◎会場:iTohen
〒531-0073大阪市北区本庄西2-14-18 富士ビル1F
06-6292-2811
◎参加費:2,500円 (お飲物は別途ご注文下さい)
定員:30名(定員になり次第、締め切らせて頂きます)
くわしくは、iTohenさんのホームページへ。
昨年十二月に東京の書肆サイコロさんで開催した山之口貘さんの全集刊行記念「貘展」が、大阪のアトリエ箱庭さんで巡回展として開催されることになりました。
今月3月21日(金)〜28日(金)と4月8日(火)〜18日(金)(月曜日はお休み)です。
貘さんの自筆原稿や肖像写真などとともに、貘さんの詩をテーマにした作品を展示します。またワークショップやキャンドルナイトも行なわれます。
ぜひいらしてください。
くわしくは、アトリエ箱庭さんのホームページへ。
2.15(土)旧暦のおはなし会 /かぞくのアトリエ(代々木)
2.23(日)日本の七十二候を楽しむ 春の訪れを感じつつ /栄中日文化センター(名古屋)
今月は東京と名古屋で、お話をする予定です。2月15日はちょうど旧暦1月の満月の日。昔はこの日にお正月をしていたかもしれない日。2月23日は、もう桃の節句が間近の頃。つらつらと、のんびりと、季節の話をしてきたいと思います。
それと、去年の11月に三軒茶屋で開かれた、柏木麻里さんたちKOHAKUさんのコンサートにお招きいただいた際、童謡のための詩を書いてリーディングしましたが、その詩に、作曲家の鶴見幸代さんが曲をつけてくださいました! 2/23(日)に三軒茶屋のライブハウスKENで、いよいよ大須賀かおりさんのピアノ、そして吉川真澄さんの歌声で、歌ってくださるそうです。白井は名古屋行きのため、出席できませんが、よかったら聴きにいらしてください。
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
詩:白井明大 絵:山下昇平
今年も一月に神楽坂のフラスコさんで展覧会をいたします。
今回のテーマは「詩と暮らし」。
詩は、暮らしのさなかから生まれ
日々によりそいつつ、そこから飛翔し
言葉という、もうひとつの世界に現われます。
そして、言葉という世界で
千変万化する自在な姿となりながら
なお、人が生きることと共にあり続ける
そういう詩を書きたいと思います。
詩と暮らし展
2014年1月17日(金)〜21日(火)
神楽坂 フラスコにて →地図
12時〜19時(最終日は17時まで)
*18日(土)はキャンドルナイトのため、展示は18時までとなります
詩/白井明大
お茶/茜や
花/花・マリアージュ
うつわ/樹ノ音工房
家具/平安工房
空間構成/山下昇平
活版印刷/嘉瑞工房
□茜やのお茶 18日(土)と19日(日)
□キャンドルナイト 18日(土)18時半〜
お話と朗読/白井明大 灯/大與 燭台/須藤拓也
入場料/1500円(茜夜のお酒またはお茶+おつまみ付)
ご予約はフラスコまで →ご予約メール
□「歌こころカレンダー 自然 二〇一四」ございます
フラスコ 東京都新宿区神楽坂6-16 tel 03-3260-9055