12月

2024.12.23月

つれづれ

何から書いていいのかわからないくらい、今年もいろいろあった気がする。

物語を書きたいとずっと思ってきて、なのにずるずると先延ばしにしてきてしまったことを、今年ようやく本という形にできて、それだけでもう今年はいいんじゃないかという気がしている。

いま、続きを書いていて、原稿を抱えながら年越しというのはやはり本望なことではないだろうか。年末年始にかけてまた推敲する。

6月から太極拳をはじめた。からだってふしぎ。そのふしぎさが、からだからこころへと伝わっていったらいいな。

今年はFairground Attractionが復活して、名古屋までライブに行くことができて、新しいアルバムを聴ける幸せよ。

あいかわらずレコードにハマっていて、衝撃だったのは、Bill Evans & Jim Hall "Undercurrent"と、John Coltrane "LUSH LIFE"。この2枚が衝撃で、なんというか、これ以上はないんじゃないかと思ってしまった。

去年上梓した絵本『わたしは きめた 日本の憲法 最初の話』(絵・阿部海太さん、ほるぷ出版)が、今年の「えほん50」に選ばれて、うれしかったな(とある絵本の賞の最終候補にノミネートされたのも、光栄なことでした)

書いておくべき大事なことがいくつもスコンと抜け落ちてると思うのだけれど、物語に取り掛かっている間、あたまとこころが半分現実、半分空想の世界に行ったきりなせいか、うまくあたまが働かない...

先日、ご近所の古書店 邯鄲堂さんでエンデの全集に出会えて、家に迎えた。家宝だ。

胸の痛むことが国内外に多く起きていて、続いていることもあって、今年はそんな年だったと、やはり思ってしまう。それでも、と踏ん張り、筆を執るんだ。そうすることができることだから

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